7-21.昭和17年頃・兵舎部屋   ・ 




写真の中でも珍しく兵舎内のベッドの写真がありました。
伯父と同じ部隊の後輩の方だったそうですので、青山の兵舎と思われますが、寝起きするベッドや身の回りの一部が分る写真です。

HPをご覧になった方からご連絡を頂き、お会いした所、この写真に写っている方とお会いする事が出来ました。
詳しくは次ページ【7-22.近衛歩兵時代・同じ釜の飯 1】に掲載しておりますが、伯父と同じ近衛歩兵第四連隊に所属されていた清水さん御本人で、写真は青山の兵舎で、ベッドも清水さんご本人のベッドと言う事がわかりました。2013.11.15追記


ベッド上の棚には帽子がいくつか見えます。
左の二つは正装用の帽子のようで、右側に迷彩柄のバッグらしきものと、ヘルメットと演習用の帽子も見えます。
また隣には、飯盒らしきものも見えます。


演習用帽子
7-7.昭和17年・代々木練兵場

正装用帽子
7-15.昭和17年・伍長昇進

この頃の軍隊では上の写真のように、演習時や外出時など、それぞれ違った帽子を被っていたそうです。

棚の下には箱が見えますが、前の内務班の写真と同じ箱のようです。
残念ながら伯父にこの箱の事は聞けず終いでしたので、何かは不明です。
ベッドには枕もセットされていますが、これが実際に使っていた兵舎の寝所だったようです。
こうした1枚の写真が、古い時代を知らせてくれます。



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